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2005年09月23日

頭文字D 実写版映画 THE MOVIE 〜イツキ編

この映画を見て、多くの人が一番違和感を感じるのは多分文太なんじゃないかな。
元々シブ系キャラで人気があるのに、それを120%覆したキャラクター設定になってるからなあ。

とはいえ、自分的に強烈だったのは、京一とイツキがダントツ。この二人のおかげで、他の登場人物の存在がずいぶん霞んでしまった。
で、どっちから書こうかと思いつつ、京一からにしたんだけど、実はイツキもいい勝負。まあ、イツキの強烈な部分は、「典型的香港コメディキャラに特化されている」、この一点なんだけどね。


イツキもずいぶんとキャラクターが大げさに変わってる。わかりやすいキャラって言えばわかりやすいんだけど。
それにしても、香港コメディ映画に欠かせないお約束キャラそのものだね。
(ちょい)デブ、よくしゃべる、声がでかい、派手な格好、突飛な行動、馬鹿だけどイマイチ憎めない、たまにはまともなこともする・・・と、すべての特徴をきっちり押さえている。

突飛な行動っていえば、「ワゴンでバトルする!」と言って本当にワゴンで峠に乗り付けたのには思わず笑ってしまった。
ダメ元で、これでバトル始めてみてほしかったな。もっと言えば、これ、拓海に運転してほしかった。

でもって、GSの店長の息子という設定。単に息子というよりはドラ息子だ。
GSで働いてるわけでもなく、ひたすら速い車を買うことが趣味の穀潰しとでも言うか。オヤジ・祐一の言うところによると、これまでに八百数十万円も費やしてきたらしい。プータローの息子にそれだけ金を出してやるオヤジもオヤジだけど。
更に、高校を退学になって、スピードスターズのリーダーになってるって、どういうことだろね!?(しかもそんなに速いってわけでもなさそうだし)

この映画自体が全体的に無国籍調な雰囲気があるんだけど、スピードスターズの周りだけ香港風味が漂っている。
一応日本が舞台とはいえ、日本的なものって、「藤原とうふ店」など出てくる文字が日本語なのと、高校の制服がセーラー服(たぶん、他の国ではあまり無いと思う。よく知らないけど)であることと、藤原家の家の中が昭和30〜40年代(?)なところくらいなんじゃないのかな。
あとは、「どこの国だよ?」ってか「昭和何年代の風俗だ??」って感じのものがやたら多い。

「チャンプ」とか「ゴッド」とかって象徴的な言葉を繰り返し使うのも、とりあえず日本映画ではあまり見ないかも。こういうのも何気なく無国籍調に拍車をかけている要因っぽい。
そう考えると、純日本調ではなくて無国籍調だからこそ、アジア諸国でこんなに熱烈にウケたのかもしれないな、とも思えてくる。
ストーリーがわかりやすいのと車の走りが爽快でかっこいいということの他に、どこの国の人にも、なにかしらシンパシーを感じる部分があったんだろうな。


でも、驚いたのは実はこんなところじゃない。
イツキ=ハチゴーって先入観があったせいもあるけど、

なんと乗っている車がハチゴーじゃない!
→ てか、それ、ほんとは池谷先輩の車なんじゃ!?
→ しかもイツキがスピードスターズのリーダーかよ!!
→ ということは、今後とも池谷先輩の出番は無し!!!???

・・・と、のっけからのショックが結構後々まで尾を引いた。

けど、映画の最後に流れるクレジット見てたら、なんとなく登場人物名に「池谷・・・」ってあったような。なにしろ前から3列目に座って非常に見づらい位置だったので、あまりはっきりと確認できなかった。
でももし「池谷」さんという人物がどこかに出ていたとしたら、やっぱりGSの従業員の誰かなんだろうか?
イツキ以上にお約束キャラである、デブ+アフロの人がいたけど、まさか彼ではないよね・・?(そうでなくても、その彼の名前も気になるところ)

清次のときのエントリーで、「登場人物がリストラされてて、その分登場してるキャラに役割なんかが割り振られてる」、って書いたけど、イツキの場合はまんま池谷先輩だよ。
そして父親役の祐一は、どこからともなくほかの走り屋チームの情報を仕入れている「情報屋」という点が、思いっきり健二先輩。

あ〜、ということはこの二人の先輩は、仮に実写版パート2が作られたとしても出てこないのかなあ。。ちょっと(いや、かなり)さびしい。


どうでもいいけど、自分のこれまでのイツキのイメージとしては、お調子者ではあるけれど素朴で、家に帰ると飼っている柴犬(雑種でも可)をこよなくかわいがっている・・・ような感じだったんだよね。

posted by Silvia at 19:51 | Comment(0) | TrackBack(0) | 頭文字D 実写版映画
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