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2005年10月22日

頭文字D 実写版映画 THE MOVIE 〜文太編

登場人物の印象度順に書いていこうと思ったけど、文太の場合、なんかいまひとつまとまらないので後回しになってしまった。
順番的には、京一=イツキ>文太>拓海>なつき>涼介>中里 なんだけどね。

実写版の登場人物は、原作のキャラクターとかなりかけ離れている設定が多かったけど、一番賛否両論分かれるのが文太なんじゃないかと思う。

寡黙で渋く、ハチロクセッティングや拓海のトレーニングなど「押さえるところは、さりげなく且つきっちり押さえる」ところがそもそも人気だったのが、まったく正反対のキャラクターになっている。
原作から踏襲しているのは、紙コップに水とか、ハイレベルなエンジンを調達してくるとか、玄人なセッティングをするとか、クレイジーな運転とかってところくらいかな。
(ということは、一応一通りは押さえているのか!?)

トンデモキャラな部分と、“押さえるところはきっちり押さえる”ところのギャップがもう少し際立てば、かっこ良さ倍増したんだけどなあ。ありがちな手法ではあるけど。。

ほとんどの登場シーンでは、存在をアピールするがごとく、強烈オヤジな性格になっている。
寡黙で渋いだけでは、2時間持たないというか観客に理解されないと思われたのかな。
2時間一話完結にして、イベントごとをたくさん盛り込むんだったら、もうこの際拓海だけに焦点当てて、その成長と進化の過程をクローズアップしても良かったんでは。


・・・とかいいながら、自分はアンソニー・ウォン氏演ずるこのキャラ変更後の文太は、実は嫌いじゃないんだよね。
まあ、これはこれでいいんじゃないっていうか、それなりに割と味があると思う。
妻が出て行って以来、すぐ飲んだくれて寝てしまう癖があったり。実は酒に弱いらしい。つまり寂しがり屋なんだな。おまけにお調子者でモテたがり屋。原作設定からは程遠くかけ離れてるけど、これはこれで結構かわいいとこあるじゃん、みたいな。

それに、出てきた人物の中で一番生き生きしてたように思うんだよね。実は隠れ主役はこの人なんじゃないか、ってくらい。
これはもう、“文太が”っていうか、“アンソニー・ウォン自身が”っていうか。“原作のイメージ抜きで”この映画を見たとしたら、ちょっとした人気が出そうな人物になってる。
劇中の役柄設定、ウォン氏自身のキャラクター、いろんな意味で強烈。なんだか思わず、” Shall We ダンス?”の竹中直人氏を思い出してしまった。


バンダナ、チョーカー、ノースリーブジャケット、腰につけた皮の煙草入れなどなど、なんだか妙にアメリカナイズされてるようなところが、違和感あると言えばあるんだけど、これらが彼の個性をバックアップしてると言えばそういえなくも無い。しかもバンダナは首に巻いていることもあれば、手首に巻いていることもある。なかなか凝っているのである。

ところでこの激昂しやすい性格ってのはどこから持ってこられた設定なんだろか。
そして、棒みたいなのを持って拓海を家の中で追い回すシーン、微妙に日本人像が誤解されてないか???なんて思ってしまう。
まあ、藤原文太といえば菅原文太、菅原文太と言えば「仁義なき戦い」リスペクトってことで、日本刀振り回してるイメージだったのかなあ?そんな感じに受け取れた。
よくハリウッドなんかでも、外国人監督が日本人を登場させるときにあんなふうに妙な人物に表現することがある。わざとやってるのか、ホントにそう思ってるのかわかんないけど。
こればかりは、ちょっととってつけたような性格設定って気がする。

“ゴッド”文太の運転シーンも出てくる。“クレイジー”というより美化されすぎて(?)なにがなんだかよくわからんな。。とりあえず、ぶっとんじゃってます、ってことはよくわかった。(これがわかればOKなのかも)
ここはもう徹底的にドライバー目線(+手元足元)でそのシーンをリアルに撮ってくれると面白いんだけどな。
映像を早回転させてたので、なんかジェットコースターに乗ってる感じそのまんま。道も直線(か、それに近い)道路での走ってる映像だったから特にそう感じたのかも。
もっと普通に文太or拓海目線の流れを出してくれてよかったんだけどな。そして、できればもっと長い時間&ドリフト部分で。


祐一と電話してるとき、障子の桟にハエが止まっているのがなんか笑えた。


どうも文章がまとまらないな。。

posted by Silvia at 22:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 頭文字D 実写版映画
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